音声メディアがはかどる!!
ここ最近日本でもリリースされた、話題の音声版SNS
「Clubhouse」
を始め、2021年は音声メディアがトレンドの一つとなってくると言われています。

その要因の一つには、2020年からの新型コロナウイルス感染症の流行によるコミュニケーションのオンライン化が加速したことも挙げられますが、
YouTubeなど動画コンテンツなどと比べて、ビジュアルの情報を必要としないため、発信者が情報を発信するためのコストと心理的なハードルが比較的低く、気軽に配信を行えるため、発信者の数がここ数ヶ月で急増したこと。
それに加えて、音声配信などのプラットフォームが急増したことと、各サービス提供側が機能やUIを向上させて、以前よりアプリなどが格段に使いやすくなっていること。
また、情報を受け取る側(聞き手)も、動画や紙媒体のメディアと異なり、音声メディアはながら聞きができるため、何か他のことをしながら手軽に情報をインプットできるという点も、利用者増加の要因として挙げられます。
その他にも、Apple社のAirpodsなどに代表される、ワイヤレスイヤホンが普及したことなども要因として挙げられるようですが、これは卵が先か鶏が先か、諸説あります。
私のオススメ音声メディア
実際、私も音声メディアをよく活用しており、一日の情報のインプットのほとんどが音声メディアによるものです。
始めて音声メディアを聞き始めたというのは、高校受験の時に聞いていた
やまだひさしのラジアンリミテッドというラジオ番組でしょうか。
それ以降も、ポッドキャストやradikoなどを聞いており、音声メディア歴は結構長いかもしれません。
Clubhouseも徐々に沼にハマってきております。
音声メディアのプラットフォームは2020年でカオスと言われるほど乱立し、そのポジション争いも激化しています。
私もすべてを試したわけでもありませんし、あなたにどんなプラットフォームが合うかもわかりませんが、今聞いている中で、一番よく聞いていて、いいと思えるものを紹介させてください!
「Voicy」今日を彩るボイスメディア

私の一番のオススメであり、一番長く聞いている音声メディアが、
「Voicy(ボイシー)」です!
音声メディアの中でも、配信者がそれぞれにラジオ番組を持ち配信するラジオ型の音声メディアで、日本では、先駆的かつ最もユーザー数が多いとされており、最もメジャーなプラットフォームだと思います。
詳しくは、ぜひVoicyさんのホームページをご覧ください。

私がVoicyと出会ったのは2019年9月26日で、これまで約1年半ほぼ毎日聞いています。
当時、AbemaTVの「 株式会社ニシノコンサル 」という番組でVoicy代表の緒方さんとお笑い芸人のキングコング西野亮廣さんが対談されているのを見て、
「へぇー、こんなサービスとアプリがあるんやー!」
と思って、真新しさと有用さを感じ、ソッコーでアプリをインストール。

まずはどんなもんかと、ランキング上位のパーソナリティーのチャンネルをいくつか聞いてみると、それぞれの分野で活躍されているプロフェッショナルの方の生の知見を聞くことができる。それも無料で!!
声は人間性や“体温”が伝わる
特に私が一番好きになったところが、
テレビや本などと違い第三者が介入して整えられたり捻じ曲げられたりしている情報ではなく、配信者さんが直接届ける新鮮で“体温”のある情報が得られるところでした。
中には、悩みや挫折、辛い経験やそれらから得られた教訓などを共有されるパーソナリティーさんもおり、涙を流しながら配信するという回もあったりしました。
そういう人間的な部分を共有していると、本当にそのパーソナリティーさんのことが近くに感じられ、特に私には関係のない情報を発信している回でも、毎回聞きたくなります。
「声」っていうのは、情報量が少ないように思われがちですが、人とのコミュニケーションにおいては最も相手の情報が伝わります。
あなたの友人の声を電話越しに聴くだけで、
「あら?もしかしたら元気ないかな?」「風邪ひいてる?」「寝起きかな?」
と、相手の状況が分かったりしますよね?
ともすれば、相手がどんな表情で話しているか、どこにいるかなどの情報までも伝わったりします。
だからこそ、音声メディアはパーソナリティーさんのファンをつくる装置としての効果は、他のどのメディアよりも優れているとのことです!
実際パーソナリティーさんも、
「他のメディア(TwitterやYouTube)よりも、Voicy聞いてますって言われるのが一番うれしい」
と話されていて、音声メディアは発信者と受信者双方にいい循環を生んでいると感じました。
音声メディアは可処分時間を奪わない!
私の思う音声メディアの(聞き手にとって)一番の良いところというのは、
「可処分時間」を奪わない
という点です。
可処分時間とは、端的に言うと、
あなたが自分の意思で「自由に使える時間」のことをいいます。
お金の話では「可処分所得」という単語が良く使われ、
自分の給料や売上から税金や社会保障費、その他家賃や通信費などの固定費を含めた支出(必ずかかってくる支出)を差し引いた、自由に使えるお金のことを、
「可処分所得」と言います。
このお金が、時間に置き替わったものを可処分時間と言い、
例えば、1日24時間のうち睡眠、食事といった必ず必要なものの他に、仕事や家事などが差し引かれた時間が、あなたが自由に使える時間と言えます。
日本人の平日の可処分時間は、「2時間53分」と言われています。
その時間を使って私たちは、TVを見たり、ゲームをしたり、本を読んだり、副業をしたり、ただボーっとしたりしているわけです。
動画や紙媒体のメディア(TV、YouTube、本、新聞など)は、あなたの視覚を奪って情報を届けます。
そのため、YouTubeなどを見る時、基本的にあなたの目はスマホやタブレットの画面を注視したままになってしまいます。
対して、音声メディア(ラジオやポッドキャストなど)は、あなたの耳に情報を届けますが、例えば、車内のラジオ放送などのように運転しながら聞くことができる。
そのため、
音声メディアは可処分時間を奪わない(ながら聞きができる)
もしくは、可処分時間を他の時間にオーバーラップして使えると言えます。
実際、世の中の多くのサービスは、この可処分時間の奪い合いになっていて、サービス提供者はいかにユーザーの可処分時間を自社のサービスに割いてもらうことができるかを競っています。
あなたは可処分時間を何に使っていますか?
何か音声メディアを聞いていますか?
ワーパパ(ママ)に特にオススメ
これは実際に体験談として音声メディアの活用は、育児中のワーパパ(ママ)の方に特にオススメです!
私の家は、夫婦共働きで現在3歳の息子の育児をしていますが、仕事も育児も家事もという生活の中で、一定のインプットを行うには時間が足りません。
そんな時、ワイヤレスイヤホンとスマホで音声メディアを聞くことで、ながら聞きインプットを行っていました。
幼稚園への送りの車内や、皿洗いや夕飯の準備中、洗濯物を干す時、庭いじりの時などに、世の中動きやニュースだけでなく、スキルや知識に繋がる情報や、それこそ育児に使える情報などを耳から得ていました。
ながら聞きとは言っても、ブログを書いたり書類を作成するなど、脳を創作に使う場合は音声の情報が邪魔になってしまうため、単純作業や日々のルーティンの時などに聞くのが活用のポイントです!
忙しさに追われ生産性のない日々を過ごしてしまうと、フラストレーションも溜まり自己嫌悪に陥ったりしていましたが、
音声で学習している。時間を有効活用できている。
と、思えるだけで、例え聞いた内容が学びにならなかったとしても、ストレスを解消できるので、
「いや、そんな時間すらない!」「何を学べばいいの?」
と、思う方ほど、一度音声メディアを生活に取り入れてみていただきたいです。
その際によろしければ、私のオススメのVoicyからでも、試しに聞いてみてください!
Voicy以外にも耳から情報を効率的に得られる方法はいくつかあるので、次回、その他の耳を使ったインプット方法を書いていきたいと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。