補助金活用してますか?
独立する時、何か新しい事業を始める時、ハードルとなるのはやはり
「お金(事業資金)」ではないでしょうか?
例えば、
新製品のサンプルを作りたい!
切り
商品を作るための機材を買いたい!
商品やサービスのホームページやチラシを作りたい!
こんな時、「補助金」って活用してますか?
そもそも補助金とは
補助金っていうのは、簡単に言うと、新規事業や新規サービスの導入、新規政策の促進やサポートのために交付されるお金のことです。
さきほど例で挙げたように、新しく自分でビジネスしようと考えた時に、何らかの経費がかかる。
その経費を「補助してくれるお金」と考えれば早いかもしれません。
注意したいのは、あくまで「補助」なので、基本的に経費の全額を補填するものではなく、経費の一部(1/2や2/3が一般的)を補助してくれるものになり、自分の手出しが発生します。
あと、結構重要なのが、基本的に補助金は後で返ってくるものだということです。
例えば100万円の経費に対して、1/2の50万円を補助金で補填するとします。この場合、一度100万円を使った後で、領収書などの証拠となる書類の確認を受けてから、50万円が払い込まれます。
なので、一度キャッシュで100万円持っておかなくてはならないので、私としては一番注意しておいてほしいところです。
「補助金」「給付金」「助成金」
コロナ禍の影響で、「定額給付金」「持続化給付金」や「雇用調整助成金」ってワードはよく聞くようになりましたよね。
あまりそのあたりに詳しくない人は、「給付金」や「助成金」、「補助金」などをよく混同されるのですが、これらは何となく言葉のニュアンスは同じなようで、実は全く別物です!
簡単にですが、表にまとめるとこんな感じ↓↓↓
| 補助金 | 助成金 | 給付金 | |
| 主な目的 | 新規事業・ 新規サービスの導入 新政策の促進 及びサポート | 雇用関係 研究開発など | 補助金・助成金以外 の広義な目的 |
| 審査の有無 | 有り | 無し | 無し |
どうですか?全然わかりませんよね?(笑)
この表で私が注目して欲しいのは、「審査の有無」があるということです!
助成金と給付金は、基本的に受給条件を満たしていればほぼ100%の確率で受給をすることができます。
コロナで皆さんもらった「定額給付金」の国民一人当たり一人10万円って、
「国民一人当たり」っていう受給要件を満たせたから、つまり「日本国民」であったからもらえたわけです。
しかし、補助金は厳しい審査があって、審査をパスして採択されなければ、受け取る資格がもらえないんです!
共通して申請が必要
ザっとですが、3つとも違うところもあるとお分かりいただけたかと思いますが、3つに共通することもあります!
それは、3つとも、自分で申請する必要があるということです。
当たり前の様で、意外とここわかっていない方多いです。
再度、定額給付金を例に出しますが、あの10万円ももらっていない人もいるんです。
それは、申請していない人です。当たり前ですが。
もちろん、勝手に自分の口座にお金が振り込まれるわけではなく、自分で申請したからこそもらえたのです。
まず知らなければならない
で、ここからが本題なのですが、
申請した人というのは、ニュースやSNS、友人との会話、役所からの案内などなど、身の回りのどこかで、
「なんか定額給付金ってのがもらえるらしいよ」
っていう情報を得たからこそ申請できたんですよね。
定額給付金は、特に大々的に国が広報していましたので、その情報はすぐにあなたの耳にも入ってきたことでしょう。
では、最大1,000万円もらえる可能性のある「ものづくり補助金」の情報ってご存知ですか?
「IT導入補助金」や「小規模事業者持続化補助金」ってご存知ですか?
どういう事業者が対象で、何をいつまでに申請すれば、いくらもらえて、どう自分の事業に役立つのか。
まずは、この情報を知らなければならないのですが、結構これらの情報を知ってて補助金を活用している人って少ないです。
ちなみに、私は複業の一つとして、主に個人事業者さん向けに補助金活用のコンサル業をしています。
そこで飲食店や小売業の事業者さんに補助金について聞いてみると、7割以上の人は
「何それ?」「10万円もらえるやつ?」「使ったことない」
という返答です。
これって、ものすごくもったいないです!!!
例えば、新商品の宣伝のためのホームページを100万円かけて作ろうとしているAさん、Bさんがいたとして、
Aさんは100万円全額自己負担で制作したにもかかわらず、Bさんは補助金を活用して50万円で制作できたということですよね。
この時点で、二人の経営には差が生まれます。
なので、私はぜひ、補助金の活用について多くの人に知って欲しい!
特にこのコロナの影響で、予算の拡充や補助率のUP(通常2/3だったものが3/4にUPなど)など措置が取られたり、補助金の種類も増えたりしていますし、
2021年度の予算では、予算約1兆1,500億円の大型の補助金が新設されることになっていますので、まずはご自身でしっかり情報をキャッチすることを念頭に置いてみてください!
次回、このあたりについての新しい情報や、補助金申請の際のポイントなど記事にしてみたいと思いますので、ぜひ、良かったらまた覗きに来てみてください!
では、何かのお役に立てば幸いです。
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